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[ パソコン知識と検討用情報 ] 編集:庶民のぷれす
   
パソコンの正しい歴史と確かな情報と役立つ解説  
マックかウィンかを選び購入のときも有益な知識  
社会人に必要な正しい知識を持っておく価値情報
   

パソコンを選ぶ・検討する人のために  (庶民のぷれす z)

記事は、中庸的で正しい解説を目指し、難しいことをやさしく表すよう努めています
多様取材・一般者の平均的意向の抽出のほか若干数の見識者による監修を新聞社方式
で実行し、平均的意見の紹介はしますが個人的感想や独断・偏見は無いのが特長です

(庶民のぷれす z)
[ズバリ要点] 
o 近年ウィンドウズはパソコン分野で マック に並ぶほど強化した
o マック は使い勝手が良く、ウィン は 品種 と 周辺機器類 が豊富
o マック と ウィン 両方の得失を知って後悔のない機種選択が賢明


(全PCを見渡して冷静に認識する基本):—
o パソコンも個人向ウィンド型OSも、アップル創作が真実の歴史
o 歴史の流れを正しく知っておくのは 社会人としても必要な知識
o Win.は正統派でなく合法的略奪版だが、多数者は知らない真相
o 品種の得失と使い易さを究め選ぶのが今後の労力・時間に得策
o Win.は応変の操作メニューが常には画面上に表示されない方式

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ( ver: f 3 f. )
[本文] 
殆どの人が、今の汎用PC(パソ-コン)の素性や歴史を、正確に知らないのが実情です。
そうとは思えない場合は、この記事を読んでみて下さい。 たぶん、知らなかったことが多く、意外ないきさつと感じることも幾つかある筈です。 ウィンドゥズ(Windows : Win.) ユーザが語る、汎用pcの裏事情も明らかに晒した、告白手記です。


 備考:パソコン=パソpersonal(個人向けの) + コンcomputer(電子計算機) の略称
パソコン総称を [PC] と略号で表すことがあります。IBMのPC/AT互換機や X1・MSX・Windows系などのOS類を搭載した"機種"を [pc機] と呼ぶ場合もありますが、一部マニアが使う狭義の呼称です。 全体を指すパソコン総称 [PC] との混同に要注意です。


稀にですが「パソコンは、個人がゲームをするため作られた用具」と思い込んでいる人もいます。 年賀状の作成やメール交信、アルバム整理などは、おまけ程度の機能だと言うのです。パソコンは仕事用のものだと説明しても信じません。業務用の製品だと思うのは、飛んでもない常識はずれだと考えているようです。


一方、市場の機種マイクロソフト(Ms.)社の [ウィンドウズ] に対し、アップル社のマッキントッシュ(Macintosh : Mac ) は模倣の海賊版程度だと思い込んでいる人が、まだ存在しているようです。この誤認をしている人は、かなり多数です。


そういった状況なので、パソコンが発生してから現在までの正しい経過と存在を、大筋だけでも述べておく必要がありそうです。
これからパソコンを選ぶ人も、この記事を参考に、Mac系(Apple)機種とWin.系(Ms.)機種を比較して検討することをお奨めします。


Win.系は製造メーカーが多く、品種が豊富で、プリンターなどの周辺機器や実用ソフトなどの種類も多く、自由に選べて便利です。店頭でも殆どの場合 [ウィンドウズ] 機を勧める傾向があります。


そのためか、アップル社パソコンの実在や [マッキントッシュ] OSの存在を知らない人がいるという信じられないような事実もあります。「マックなんてパソコンあるんですか?」「どこに売ってるんですか?」と聞かれることもあります。


Mac系のパソコンは、製造がApple1社だけですが機能も操作メニューも完備していて、何をするにも操作案内が常に表示されているので迷うことがなく、買った直後からやさしく使える特長があります。


一方のWin.系は、「馴れが必要」と言うのが定説で、操作が困難というよりは初心者にとっては戸惑い・達成困難に近く、「完全マスター」類の参考書で学習するか講習会に行かないと、円滑な操作は無理なのが実情です。


ここでは、どちらの機種が良いと勧めているのではありません。パソコン品種の全体像を大づかみでも正しく知っておき、全容の中で自分に最適な機種を選べる能力源とも言える知識を紹介しているだけです。
一度選ぶとずっと使い続けることになりますので、両系統を比較検討して慎重に決めるのが得策です。片方しか良く調べなかった場合は、Mac と Winndows 両系統の得失を知らないまま、ずっと使い続けることになります。 後悔しないためにも初期の段階で納得できる選択をする方が懸命です。


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(パソコン普及状況の概要)
世界で初の個人向けパソコンが商品化したのは1976年、アップル社でした。 その後、1981年にIBMがこの小型機分野に参入してきました。


Appleは同名の他社ブランド名が存在している中で自社称号を確保するため、ビートルズ発行のレコード「アップル」の名称を買い取り、高級ステレオアンプ界の「マッキントッシュ」という商号使用権を購入し、自社のブランド名を安泰化したとの伝説もあります。
以下は、伝説でなく真実の談話です。


今の個人向けパソコン * は2系統の方式が主流です。一つはアップル社のマキントッシュ(Mac=マック)系、もう一つはマイクロソフト社のウィンドウズ(Win.=ウィン)系です。
アップル社は、パソコン本体のハードと、OSのソフトとの両方を発売しています。
一方の Ms社(マイクロソフト)はWin.や実用ソフトなどのソフトメーカー(大規模ソフトハウス)で、パソコン本体の製造は本業ではないと言われています。


パソコンを動かす動力源は、通称[OS] (Operating System=基本ソフト) と呼んでいるソフトウェアです。
なお、実用されているOSの主流「マックOS」と「ウィンドウズ」2系統のほかに、UNIXやIBM系、TRON系、ルビー類、グーグルChrome類などのOSも、用途や趣味に応じて使われています。


ウィンドウズ系の機種は、多数のパソコンメーカーから発売されていますが、マック系のメーカーは、[アップル] に似せた台湾製 [パイナップル] といった類似ブランド品を除けば Apple1社だけです。 これは、ライセンス製品を許さないアップルの方針なので、純正CPU(演算素子)を持たない他社は近似品 (方式だけがMac型) しか製造できないためです。


Mac OS機とWindows機とは、PC機内の固定機能 (ファームウェア:点灯機能・OS呼込み機能・全終了後の消灯処理など。別称 BIOS ) が少し違っていて互換性はありません。OSもMacとWinは夫々独自の手順を持っていて共通には使えません。


プリンターなど周辺機器の接続ポート (プラグ窓口) の数・種類も異なり、インターフェース (入・出力信号の采配機能) にも微妙な相違があります。


[互換ソフト] が流通していますが、PC本体の中に固定されている [PRAM] 類や [ファームウェア]と言う常駐機能で仕組まれている特有の機能によって、機種系によっては違う現象が起きたり機能しないことがあり、大まかな共通化の働きはしますが完全な共通互換は無理です。なので、どちらかの機種を選ぶと、ずっと将来までその方式の機能で使い続けることになります。
もし完全互換なら、どの機種を選んでも好みのOSを入れたらサクサク動くといいのですが、現実には100%完璧な互換動作は期待できないでしょう。


普及型パソコンの系統 [Mac OS] か [Windows] かによって機能や操作方法が少し違うものの、大もとは同じ仕様から派生した兄弟OSです。 その生い立ちについて、以下に紹介しておきます。


なお、普及型パソコンの利用者をみると、国内では成人男女の約 76%程度と言われていて、残り約 1/4 はパソコン無縁の人々なのが実態です。情報伝達やアンケート集約にも登ってきません。目下は特に古老などとの事務連絡で、Eメールが使えず郵便文書で交流する場合も多い状況です。
国民の総意を知る場合などでは、人口 4/1 の意見はインターネット類に無縁で取りこぼしになりがちな実情を、意識しておく必要が生じています。



(マック-OSとウィンドウズ流布経過の概要)
50年ほど前の電子計算機の概念は、空調室の中に更衣ロッカーのようなキャビネットが並んでいる大型コンピュータが常識でした。 個人が使える小型の電算機は、庶民の間で欲しがる人がまだ出現していない状況でした。 一部に、データ解析や憩いのゲーム創作用などに手作りPC機の趣味が米国MA.(マサチューセッツ)工科大学などの学生間で流行したようですが、マイクロチップなどの部品調達が難事でした。


一般市場では、業務用には小型コンピュータが既に特定用途向けとして存在し、プラント類の組込み用とか、遊興場のゲーム専用機・特定業務の演算用などには活用されてはいましたが、単体の完成品一式として販売・流通している状況ではありませんでした。
1976年、個人向けの小さな電子計算機 (現在のパソコン) が世界で初めて商品として販売されました。それがアップル社の手作りコンピューターです。


そしてアップル社は、個人用として広く使われた当時のBASIC-OSやCP/MなどのOSよりも更に使い易くてなるべく高性能なOSの模索を始めました。


その後に出現したMS-DOS BASICは [ OS ] ではなく、インタープリター型 (逐次処理方式) や稀にはコンパイラー型 (区分内一括処理方式) の “MS-DOS変換語” であり、純粋OSのBASIC とは別種です。 混同されていることが多いので、誤認している人がいたら教えてあげましょう。


アップルのコンピューターが発売された頃は、学生や電子機器の愛好者が手作りする小型コンピューターは既に存在していました。 当時は、コンピューターを動かすには命令文や所定記号を入力して保存しておき、必要時に実行する方法をとっていました。
大型コンピューターでもゲーム専用機でも、[マシン語] と呼ぶ記号で入力する方式か、日常会話に近くて理解しやすい [所定書式の命令文] の文法を使ってワープロのように作文入力する方式が主流でした。


こんな面倒な手数をかけ、コンピューターを動かすには長大な文字列群の扱いが必要でしたが、それでも小型で普通の人が使えるコンピューターが手頃な価格の商品として出現したので、中小企業の経営者たちには福音だったと想像されます。
それまでは、コンピューターは空調室に設置する大型装置の財産と言った感じで、経済的にゆとりがある大企業だけの独占利用のような状況でした。


個人用の小型機であっても、表計算ができ、統計処理や経営情報の集積・分析、生産計画などに活用するため、数値処理や文書類の分類保存など多面的な利用が期待できました。小型機とは言え日常の定型的な業務はこなせるよう、次のような機能を持っていました。
  数値の倍精度・三角関数・累乗(2乗/立方根など)・配列変数、
  図や表の処理・文字検索・項目並べ変え・作画・時間管理・
  通信処理など、日常処理だけなら大型機と殆ど同等の機能。


コンピュータを動かすOS [BASIC] に次いで新型の [MS-DOS] がマイクロソフト社から発売されると、処理命令群を枝葉に分割して (階層構成) 収録したり呼出し利用が自由に設定・処理できる機能が BASIC に比べ便利なので、MS-DOSが飛躍的に採用されるようになりました。


BASIC よりも MS-DOS の市販ソフトが次第に流通し始め、ソフトハウス各社から毎月のようにムック形の「アプリケーション目録」が無料発行されました。 その内容は:ー
  学習・教育手法、財務・会計処理、エキスパートシステム構築、
  CAD、ファイルコンバーター、工程管理、医療事務、作図・
  作曲(音階演奏)、家計簿、
といったあらゆる分野の実用ソフト類が発売されるようになり、ソフト類が電話帳のように記載されたムックは、中小企業に限らず庶民の広い階層に活用されました。


一方、子供でも操作できる電算機を目指したアップルは、実現の第一歩として、ゼロクス社が開発した画期的な業務用コンピュータを手本にして、アイコン操作方法や画面多重化の方式を導入し操作しやすい個人向けOSの創作を始めました。 それが今言うウィンドウズ方式 (GUI = Graphical User Interface 絵文字操作) の出発点です。


呪文のような文章を入力する従来の煩わしさを省き、象形絵か操作項目をクリックするだけで殆どのことが操作できるようになりました。
アップル社は、画面配置やマウス操作による便利機能に工夫をこらし、わかりやすく象形絵(アイコン)で選択する新方式の個人向けOS (後年に出現したウィンドウズ型の原形) を開発し、 [System] の名称で個人用コンピュータ [Apple] に1983年搭載しました。 この [System] ソフトが次第に機能強化され、名称も [Mac-OS] と改名されました。


Macはグラフィックや音楽系の処理が多機能で便利に使えたこともあって、ウィンドウズがこの世に出現する前から、日本の日立・東芝などの電気メーカーが、自社でコンピューターを作っているにも拘らず、デザイン部門 (グラフィック、インダストリアル関係部署)ではアップルパソコンを使って効果を上げていた経緯もあります。


その後、マイクロソフト社もこの方式に習って独自OSの開発に苦心しましたが、肝心な機能は殆どアップルが特許を取得していたこともあって、擬似的な動き方をする (現在のウィンドゥズ) 試作品を1983年に展示発表したものの、満足に動く本格的な機能は作れませんでした。
1985年になり、MS-DOSの機能を使ってウィンドウズの様式を代行する方式Win.1.0を発表しましたが動作中断などの不安定な機能なので、本格的な機能をもち安定した動作のOSを目指す必要がありました。


このあとウィリアム (俗称ビル) ゲイツ 3世 氏がどんな手を打ったか、 パソコンOS真実の歴史の要点は巻末 [暦年マップ] 付き記事「技術と栄枯」に記載があります。また、多種の年表が豊富な図書「アップルコンフィデンシャル」もおすすめしたい資料です(章末参照)。


1990年代に入ると、大型コンピューターに代り、多数の小型のパソコンで分割・代行する方法が効率的という思想が出てきました。 分散処理という手法が広く使われるようになり、近年は一般的業務は大型機を廃して中型機(ワークステーション) や管制機(サーバー)の配下に小型通常パソコン多数を並用する手法が一般化してきました。 ただし、特定業務には、それ専用か汎用の大型コンピューターやスパコンが 、TPO に応じ使われているのは当然です。



(誤りの伝説でなく真実の歴史を知る)
今もなおウィンドウズが正統派のOSであり、マックOSはその海賊版程度のものだと思い違えているプロの業者なども存在しています。
製品の取説などでも、正当なマックよりも不純なウィンドウズの説明の方を優先したり丁寧(:ていねい)な説明・取扱いの事例が見られ、マック系は使用に不便な思いをしたり説明簡素で戸惑いがちな状況も出ています。


一流のパソコンやプリンターの生産などに従事する人の殆どが、真相を知らずに活動している状況も見聞きします。
ある外資系パソコンメーカーの顧客管理者も、ウィンドウズが純粋のOSだと思い込んでいるので真相の概要をお知らせしたところ、「始めて知りました。今後の運営の参考になります」旨の感謝をされたこともあります。
   
事実ではない伝説が社会にはびこり、うその歴史が誤ったままで後世にも伝えられないよう、正しい経過を知っておくことは社会人としても大切なことだと考えます。
そこで正しい情報をほかの方々にもお伝えしようとしたのがこの記事です。誹謗に見える箇所があっても、有りのままを率直に述べているだけなので、ご理解下さい。
   
アップル社が許諾して主要な機能の幾つかをマイクロソフト社へ譲り渡したとき、アップル側は初版のバージョンだけを譲ったつもりで契約しました。 ところがその翌年にマイクロソフトが発売したWin.2.03は許諾の限度を超えてMac OSそっくりな仕様だったので裁判沙汰になりました。 裁判の結果、以降のすべてのバージョンもマイクロソフトが無償使用できるという意外な判決になり、それがウィンドウズ95の完成とそれ以後のWin.機能進歩へ貢献する結果になりました。


アップル社のジョン・スカリーがマイクロソフト社のウィリアム・ヘンリー・ゲイツ3世へ譲り渡すとき作った契約書が後に紛争の基になったのですが、契約書はアップル側弁護士が手がけたのです。何回も書直しているうちに許諾期限などの肝心な条件が抜け落ちたり結果的にマイクロソフトに有利な記述に変ったことにアップル側は誰も気付かなかったとの説があり、裁判で譲渡の契約条件が読み替えられた判決になったとの説もあります。


どちらにせよ、提供する側が自分の不利になるような契約はしない筈です。 ところが、苦心して発明した技能が、無償で第三者の手に渡る結果になってしまいました。


新規な発明・考案をした開発者が保護される筈の「特許制度」があっても、発明者が保護されず不利な状況に置かれる結末になったわけです。 そこには不自然な成り行きがあるので、通常の敗訴などとは違う一抹の疑問が生じます。
以下は想像です。


戦略と戦術に長け商売上手なMs(マイクロソフト)がアップル社から特許技法を譲り受ける段階で、Msは契約書を作成する弁護士を巨額費で買収したのではないか、マイクロソフトにとって有利な思想を持つ陪審員の選定に暗躍があったのではないか、不公平な司法取引があったのではないか、謎の種は盛り沢山です。


なお、今なお Mac と Win.とで使い勝手の差があるのは、Mac OS の微妙な機能・仕様の細部は極秘にしたまま、Ms.側へは譲渡されていなかったのが一因、と想像されます。



(Mac PC と Win.系PC 両機の特長と使用感)
Mac と Win.系 両方のパソコン使用を体験した感想や解説の若干例を参考として紹介しておきます。
PCの品種によってはカーソル(ポインタ)の動作効果その他に少し相違があり、同一ソフトを使ってもそういったハード側 (BIOS) の動きの差異が、ソフトによる全般的な使用感に若干影響する傾向も生じます。


異種OS(ウィンドゥズ、マックOS)系のアプリケーション類を使いたければ、OS変換ソフトか、又はアプリケーション類ソフトの異種OS版を購入して処理できる状況になりました。
この前提で各機種の全体像を見渡す必要があります。
マックOSとウィンドウズのどこが良いと感じるか、ウェブのサイト類に見る推奨談をそれぞれ同数並べる予定でしたが、ウィンドウズ系の方の優れレポートが殆ど出ていない状況だったのは意外でした。

  (主要パソコン2系統・3品種の全体像感想)
  MacかWinか? これでわかる! 比較メリット-デメリット/eede.tv
  今更聞けないMacとWindowsの違い。おすすめ機種/osakidori
  WindowsとMac パソコンの種類 購入ガイド/パソコン初心者なび
  Mac嫌いの人・Windows嫌いの人 勘違い10の真実/Moxbit
  ノートパソコンって結局どれが良い?/eede.tv
  いまこのパソコンが買い! 2018年版 ( 3品種 ) /eede.tv

  (主流パソコン2系統の使い比べ感想)
  WindowsからMacBook Proに乗り換えて2年半/パソ活ラボ
  MacとWin. 最重要な11の違い/BUSINESS INSIDER JAPAN
  MacとWindows 10 (Pro home)ススメどちら/携帯情報.コム
  大学生のノートパソコンはWin.かMacか?/student-notepc
  Windowsと比べたMacのメリットとデメリット/NAVER まとめ
  OSの選び方、Windows or Mac OS/pcinformation
  MacでWindows が動く/Parallels Desktop 12 for Mac

  (ウィンドゥズの方が良いという意見)
  Win.が Mac OS X, Linaxよりも優れる1つのこと/OTCHY.NET
  Windowsの特徴 /メリットデメリット.com
  MACはWINDOWSよりも優れているという幻想/anond 

  (マック-OSの方が良いという意見)
  Macを買うか迷い人に送るMacのメリット10+3選/NET BIZA
  WindowsからMacに乗り換え感じた 5利点、3不利点/LIG inc.
  Macが優れている10の理由/hack cafe
  どうしてMac は優れているのjか/Yoshiro.com
  WindowsよりもMacをおすすめする3つの理由/minto.tech
  MacがWindowsに勝っていると思う理由/googleとtakkuso


(合法的な略奪・摸倣版のWin.が流行した理由)
マックは普及に力を注がず、一方のマイクロソフト社はWin.の宣伝力・販売戦略の方がずばぬけて強力でした。
初期の頃はマックが高額だったのであまり売れず、宣伝も消極的だったので多くの人々はその存在すら認識できませんでした。 そのためかマックはあまり知られないまま普及もしませんでした。

アップル社はOS仕様の内容情報を公開せず、周辺機器のメーカーが対応機能を作りにくかったことも普及しない原因でした。
機器メーカーが「MacはOSのバージョンが変ると周辺機器の様式は改良どころでなく新規開発が必要になる場合が多く、開発費がかかるため新規対応品が出しにくい」との業者のぼやきも聞いています。
PCの周辺機器が豊富に出回っていないと、新規購入者はそのPCの購入をためらう傾向があり、これもPCやそのOSの普及を妨げる原因になりました。

反面、Win.版のPCや周辺機器は作り易いし売れるから良いと考える参入メーカーたちが、ウィンドウズ版機器やその応用製品を手がけて品種が豊富になり、そのことがWin.版類の選び易さや売れ行きに拍車をかけて普及が促進した一面もあります。

マイクロソフト社はOSの抱き合わせ販売や一部製品価格の不当統制で国際訴訟されるなど、ルール違反のずるい商法を駆使する流儀で知られています。初めて本格的なウィンドウズを発売した1995年、事前の発売予告を報道すると共に、発売日に特約店などの系列店の販売員を弁当付きで動員して購入者の行列を演出した宣伝では、行列演出の証拠を持っていると言うマスコミ系管理職氏の話も聞いています。

Win.95は世界同時発売だったと思います。 宣伝の手段は国によってまちまちだったようですが、日本では他人に合わせると言う習性があることを利用し、自分も買わねばと思わせる手法ではなかったかと読んでいます。
このような状況で、ウィンドウズこそが初めての本格的なOSという間違った印象が知れ渡ったようです。
   
マイクロソフト社のウィンドウズがマックOSの合法的とは言え不正な手段による略奪版だとは知らなかった官庁の担当職員や一流企業の担当者が、これが最適なOSと判断して採用を決め、結果的に半ば不正行為に加担するような形で不純な製品が普及したほか、世界各国でも猛烈な宣伝と売り込み活動が展開され、ウィンドウズが次第に世界標準と言われるようになってきました。

それでも、一般的にはアップル社のMac OS と共にマイクロソフト社のWin(ウィンドウズ) の2系統は同格でした。しかし官公署の公表資料でありながらアップル社のパソコンでは閲覧できないような方式(世界各国の税率閲覧など)が採用された時期があり、公共機関として本当の[公表]とは言えない状態がしばらく続きました。
マック系は正統派パソコンであり、市場ではWeb資料など殆どすべては2系統のパソコンのどちらでも閲覧でき官庁の公表資料類もそうあるべきなのですが、何とも妙な気がします。

今でも、一般民営のサイトや掲示板類で、応答や意見呈示がMac OS では入力できない方式があります。言論の自由を封じる不正な行為であると同時に、正しいOS機能を排除する差別制度なので、その事業体の認識不足と道徳違反に驚きを感じます。

Win.は、Mac OS の物まね版ですから、Mac の特許機能の全てが継承されているわけではなく、Mac と同じ性能は期待できません。 Win.独自の優れた機能もありますが、総体としてMac が高価でも Win.機の方が得策になることはない筈です。 Win.を褒める人は、しがらみがあるか自分の立場を正当化したいかだけで、本音は真実を知らないか、或いは認めようとしないだけでしょう。
しかしながら、もし今 Win. 機に馴れて気に入っている場合なら、必ずしもMac 機へ無理して乗換える必要はありません。

OSの性能はマックに比べウィンドウズも使い勝手が良くなり総合機能ではマックを追い抜いたり抜かれたりの段階もありました。
その後、マックは多機能でメニューも完備し、何を動作するにはどこを操作すればよいかの殆どあらゆるメニューが所定位置に常設されている一方、画面や文書編集でも適所へジャンプ・多画面並設・字句探査・コピぺ・範囲移動などの操作性や機能が抜群に優れたOSへと整ってきました。 周辺機器も潤沢に用意され、何の操作にも不自由しないのは当然のことです。


最近東京大が学園用に 1300台余の iMac を導入 したり、一般のWin.乗換えユーザが 「Mac はWin.に比べ てとても使いやすい」 とか 「こんなに便利だとはもっと早くからマックを知っていたかった」 と言った感想を聞くことが多くなりました。
逆にMacからWin.へ乗換えた両用ユーザは少なく、「Win.の方が使い勝手がいい」といった感想は聞きません。「馴れれば Win.機で充分だ」というのが一般的なコメントです。
   
[教えて掲示板] 類のパソコン使い勝手に関した質疑でも、Win機に比べてMac機の使い勝手の良さが添記されているのを見受けます。
Win 機から Mac 機へ乗換える人が散発しています。Mac 機は [馴れ] が不要ですぐ使え、乗換えるとしても楽にできます。特に文章の編集では抜群な能率で、検索箇所へ瞬時移動も楽で部分複写・範囲削除・別文整合なども円滑に進み、長期使用を考えると、人生の時間浪費を削減して他の面へ振向ける方向にも役立ちます。


Win.使用者が自分のOSを最も優れていると正当化したい気持はわかりますが、Mac に比べると使い勝手の悪さを率直に認め、製品化経過の真実も見究め正しく認識しておくことの方が有益で大切なことです。
Win.は優れたOSですが、このOSの成り立ちには不純な行為があったのは間違いない真実です。


Ms.社は、抱合わせ販売で国際的な懲罰を受けたり、ウィンドウズ新発売で見せかけの購入人気行列を演出したりで狡猾な商売上手を駆使しています。合法的とは言え販売業績は清純とは言えないので、購入後のサポート見通しなどもよく吟味して購入するのが無難でしょう。


現実には、購入前に使用者にとって不利にもなる真実を知らされていなかったという点では、購入者は被害者という見方もあります。隠すということは、Mac・Win どちらの機種の選択・購入者にとっても得策にはならないのではないでしょうか。


Win.商品需給の問題点として、ソフトハウスと言うよりは米国公認企業であってもMs.社の経営思想の特異な体質や営業経緯を、そして将来の機能保証やサービス態勢などの製品の環境を、購入側が会得し得ないまま製品を購入することになったのかどうかの商取引問題は残ります。
これは、知らぬ間に米国流商法の戦略が日本国内に浸透し、国内の金融業や生産業などの営業がいつの間にか軒並み米国流になっているのを、承知していて買入れたのかどうかの問題と似ているようにも感じます。


難しいことは省きますが、製品の優劣などで自分にとって不都合なことをを正当化したい理屈よりも、真実を見究めてありのままを認識するのが正しい自然体であり、結果的には自身の有益にもなります。
理屈は抜きにして、真実を自分で見究め認識しておくことが、結果的に最も得策です。


( 参照・検証資料類の一部)
o『技術と栄枯』 五十嵐 著/Computer Report誌 '03年1月-2月連載/日本経営科学研究所
o『アップルコンフィデンシャル』 オーエン著、林+柴田 訳/アスキー出版 (年表豊富)
o『Mac OS進化の軌跡』 柴田文彦 著/アスキー刊 (Win.との対比論=第10章)
o『WindowsXP を使わない人の本』 /工学舎編集部編(落ちのないOSのすすめP120-125)
o (ウェブ)『 コンピュータ博物館 』 (要点書き) /情報処理学会
o (ウェブ)『 パソコンOSの歴史 』 (年譜) /木暮 仁
o (ウェブ)『 OSの歴史 』 主な製品の動き概要 (一覧表) /Yukio Sawamura
o (ウェブ)『 [Apple I ] から [iPhone 4] 進化の歴史 』 (写真集) /Daily News Agency
o (ウェブ)『 マイクロソフトの沿革 』(年代別経緯)  /Microsoft
o (ウェブ)『 マイクロソフトの歴史 』(項目別経緯)  /Weblio 辞書